アーンド・バリュー・マネジメントの新しいソリューション概要


お客様事例

Burns and McDonnellのロゴ

Burns and McDonnellはUnifierにアップグレードし、プロジェクト管理情報システム(PMIS)を強化。予測、アーンド・バリュー、ドキュメント管理、ERPとの連携といった新たなビジネスプロセスが追加されました。

主なメリット

オラクルのPrimavera Unifier EVMは次のメリットをもたらします。

  • ガバナンス、変更管理、コスト管理プロセスの効率化
  • プロジェクトの進捗とパフォーマンスの主要な側面をより深く理解
  • コストとスケジュールの予測精度を高めながら、分析、プログラム管理、プログラム実行機能を統合

EVMの基本

  • 計画予算(PV:Planned value):これまでに計画された作業の予算コスト
  • 実績コスト(AC:Actual costs):これまでに実施した作業にかかった実際のコスト。通常はプロジェクト会計システムによって集計されます
  • これまでに実施した作業の予算コスト

EVMコンプライアンス

1998年6月、全米防衛産業協会 (NDIA)は、プロジェクトにEVMを適用するための32のガイドラインを電子工業会(EIA)とともに作成し、EIA-748-1998として公開しました。また、当時これらのガイドラインはANSI標準としても発行されました。

その後、2005年にNDIAはガイドラインの改訂版をEIA 748-Bとして発表し、現在は対応するANSI標準は存在しません。

オラクルのPrimavera P6 Enterprise Project Portfolio ManagementアプリケーションとオラクルのPrimavera Unifierを連携させることで、EIA 748-Bに準拠するレポートを作成できます。

EVM(アーンド・バリューマネジメント)は決して新しい概念ではなく、その起源は1960年代半ばにさかのぼります。しかし、その後の50年間で、プロジェクトやプログラムのマネージャーは、EVMをプロジェクトの進捗やパフォーマンスを測定する有効な手法として十分に活用しきれず、多くの場合、主にパブリックセクターのプロジェクトで「形式的に実施するだけ」のものと見なされてきました。

しかし、時代は変わりつつあります。リスク管理や、より成功するプロジェクトの実現に向けて、EVMは受託者や発注者の双方にとって強力なツールとして、その真価を発揮し始めています。この進化のカギとなるのは、コスト、スケジュール、計画あるいは作業分解構成(WBS)のデータを完全に統合し、これらの変数がプロジェクト全体に与える影響を的確に分析する能力です。オラクルのPrimavera Unifierを活用した、Oracle Construction and EngineeringのEVMソリューションは、この分野をリードしています。

アーンド・バリュー・マネジメント(EVM)のスクリーンショット
図1:スケジュールのみ、コストのみのレポートでは表現できない優れたグラフにより出来高を測定し、将来の傾向分析に基づいて予測します。

 

パラダイムを転換:要件から価値ある資産へと進化するEVM

さまざまな業界で、大規模かつ複雑なプロジェクトに携わる組織は共通の課題を抱えています。たとえば、複数年にわたる予算管理には多数の資金源が絡み合い、何千人もの業者や下請け業者が関与し、日々変化する大量のタスクをこなさなければなりません。特に公共部門では、政府プロジェクトの規模が非常に大きいため、こうした難しさをより強く実感することになります。

EVMは、公共・民間を問わず、プロジェクトにおける計画と実績のずれを明確に把握するための理想的な手法です。そして、その根幹となるのが「パフォーマンス管理のためのベースライン」を作り、それを維持していくことです。ベースライン構築のためには、会計やスケジュール管理、コントロール、計画などのデータを一元化する必要があります。しかし、従来はこれらのデータを正確かつ迅速に、しかもコストを抑えてまとめることが難しく、多くの場合は手作業で対応せざるを得ませんでした。

EVMを活用することで、プロジェクトの進捗や成果をしっかり把握できるようになり、必要に応じて的確な是正措置やリスク対策も講じやすくなります。さらに、EVMに高度な分析機能を組み合わせることで、エネルギー、インフラ、航空宇宙、防衛など多様な業界において、EVMは「やらなければならない面倒な作業」から「事業価値を高めるための大切な資産」へと進化しつつあります。

Primavera Unifier:世界トップクラスのプロジェクト管理ソフトウェア

OracleのEVMソリューションで、より良い成果を実現

プロジェクトおよびポートフォリオ管理ソリューションのリーダーであるOracle Construction and Engineeringは、長年多くの組織が抱えてきたEVMの課題を深く理解しています(Primaveraの創設者のひとりは、EVMに関する書籍の著者でもあります*)。また、EVMがプロジェクト成果を飛躍的に向上させる大きな可能性を持つことも熟知しています。オラクルのEVMソリューションは、コスト、スケジュール、計画データを統合し、強力な分析機能によって新たなインサイトや効率をもたらします。

当社のEVM機能は、高い柔軟性を持つプロジェクト・コントロール・プラットフォームであるPrimavera Unifierと、オラクルのプランニングおよびスケジューリング・アプリケーションであるPrimavera P6 Enterprise Project Portfolio Management (Primavera P6 EPPM) を、あらかじめ統合した形でご提供します。この連携により、リソースや役割、アクティビティを同期できるため、組織全体でプロジェクトの実績を総合的に把握できるようになります。

具体的には、Primavera UnifierのEVM機能により、Primavera P6 EPPMのデータを活用して以下のことが可能です。

  • 複数のPrimavera P6 EPPMプロジェクトを、1つのPrimavera Unifierのプロジェクトアクティビティシートに取り込むことで、コストとアーンド・バリューをまとめて可視化できます。Primavera UnifierのEVM機能は、Primavera P6 EPPMのスケジュールデータからリソース配分や進捗情報も統合します。
  • リソースや役割ごとに昇給レート付きのレートシートを作成したり、直接費用・間接費用ごとにレートを細分化したりできます。レートシートは会社単位でもプロジェクト単位でも作成でき、アクティビティシートを使ってPrimavera Unifier内にPrimavera P6 EPPMプロジェクトを反映させることも可能です。これにより、プロジェクトごと、もしくはベースラインごとに異なるレートの設定が行えます。
  • アクティビティシートのデータをEVMモジュールに取り込み、プロジェクトの重要指標や過去のトレンドなどを含む業界標準のダッシュボードとして表示できます。

さらに、Primavera Analyticsのユーザーは、Primavera P6 EPPMやPrimavera UnifierのデータからEVM情報を取り込み、より多角的な分析を行うことができます。

パフォーマンスを一元的に把握することで、プロジェクトの成果が向上

Primavera UnifierのEVMソリューションは、Primavera P6 EPPMのスケジュールデータと直接連携することで、コスト、スコープ、スケジュールを統合したプロジェクトの進捗状況を簡単かつ効率的に把握できる仕組みを実現します。これにより、組織は要件を満たしながら、より正確な現状把握が可能になります。

オラクルは、単なるデータ収集作業ではなく、分析や先を見据えた意思決定にリーダーが集中できる環境を提供します。その結果、より多くのプロジェクトを成功に導くことができます。

*Earned Value Project Management, Quentin W. Fleming and Joel W. Koppelman, 1996

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