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Lion、Oracle Cloudを使用して、イノベーションのためのリソースを確保

オセアニア最大の大人向け飲料企業の1つは、事実上のビッグバン・アプローチでOracle Cloud EPMを採用し、SAPのオンプレミスERPと統合しました。

Australia | 食品製造

The move from Hyperion to Oracle Cloud EPM was so smooth that we were able to immediately close our books as fast as we had before, in just a day and a half, and with no disruption or loss of data integrity and quality. The embedded best practices for planning, financial close, and enterprise data management make our lives easier, helping us to continuously simplify our processes and free up time to really think about how we can help our business partners improve our customers’ experience.
Swaroop Khekale Lion、エンタープライズ・プランニング・リーダー

ビジネス課題

Lionはオーストラリアとニュージーランドで最も愛されているビールブランドや大人向け飲料ブランドを数多く運営しており、いくつかのブランドには100年以上の歴史があります。同社の5,000人を超える従業員は、責任感を持って、持続可能性と顧客のウェルビーングの追求に取り組んでいます。

Lionの幹部は、急速に変化する市場での消費者の好みに合わせるために、同社の製品提供、ビジネスプロセス、持続可能性の取組み、およびソーシャル・コミットメントを継続的に微調整する必要があります。このように常に俊敏である必要があるため、Lionの幹部は、2016年に大規模な財務変革プロジェクトに着手しました。その間、財務チームとITチームは、同社の法人組織数の300社から50社に削減したり単一の勘定体系を採用したりするなど、財務と運用の簡素化を求めていました。

2020年、Lionはオラクルのクラウドを選択し、財務実績およびデータ管理業務のための次世代プラットフォームを構築しました。これは、何年もアップグレードされておらず、その結果、大幅にカスタマイズされていたOracle Hyperionに代わるものです。この移行の目的は、システムのメンテナンスコストを削減し、カスタマイズを排除して、リリースされた新機能をすぐに活用することでした。

また、データの品質と整合性を確保するために、財務データが同社のSAPオンプレミスERPのコア情報と完全に同期していることを確認する必要があることも非常に重要な点でした。LionがOracle Cloud EPMを選択した後、プロジェクトチームは、パンデミックの影響により、実質的に財務の複数分野全体にビッグバン・アプローチでソリューションを実装するという課題に直面しました。


“In the very first month after our go-live, my key stakeholders told me that they have absolute trust in the numbers we are providing them. They’re not fighting over whether the data is right or not. That was really heartening and very satisfying to get that kind of feedback.”—Swaroop Khekale, Lion、エンタープライズ・プランニング・リーダー

Lionがオラクルを採用した理由

Lionの選考チームは、SAP、Anaplan、およびWorkday Adaptive Planningのエンタープライズ・パフォーマンス管理製品について検討しました。選ばれたのは、Oracle Cloud EPMでした。ビッグ・バン・デプロイメント・アプローチと関連する変更管理が容易になる唯一の包括的なスイートだったためです。継続的なプロセス改善がLionのDNAの一部であるため、オンプレミスからクラウドへのリフトアンドシフトは受け入れられませんでした。

Oracle Cloud EPMのベスト・プラクティスに基づいて、Lionはすぐに動き出し、同社の変革に取り組む姿勢はそのままに、長年の間に確立された手動プロセスを自動化しました。さらに、ユーザーがOracle Hyperion Financial Management内のフレームワークに慣れていたため、導入が迅速に進み、変更管理が容易になりました。

結果

Lionの財務グループとエンタープライズ・サービス・グループは、サードパーティのコンサルタントやOracle Developmentと協力して、非常に効果的なパートナーシップを構築し、2020年8月に計画、決算処理、およびエンタープライズ・データ管理全体にわたって稼働させることを目指して作業を進めました。移行が完了した後、月末と四半期ごとの帳簿は以前と同じくら迅速に締めることができ、業務が滞ることはありませんでした。

クラウドに移行することで、サーバーの購入や保守にかかる費用が不要になり、Oracle Hyperion Financial Managementソリューション内で長年にわたって蓄積されてきた数百項目のカスタマイズの維持に関連する時間と費用も不要になりました。システムの計算時間は、93%も大幅に削減されました。

Lionの財務およびエンタープライズ・サービスのスタッフは、エンドユーザー用の信頼できるセルフサービスモデルを構築できました。また、オラクルのHyperion Financial Managementに精通していたため、クラウドでの変更管理が容易になりました。Lionは、オラクルのユニバーサル・アダプタを使用して、システムの中断なくSAP ERPシステムとOracle Cloud EPMを統合できました。

Oracle Enterprise Data Managementが提供するデータ・エンリッチメント機能とデータ整合性機能により、オラクルとSAPのソリューション間の統一を実現しました。その結果、エンドユーザーは表示されるデータをすぐに信頼できました。

Oracle Cloud EPMのベスト・プラクティスを採用し、月次更新で提供されるイノベーションを活用することで、財務部門とIT部門は、継続的なプロセス改善の取組みを滞りなく進めています。

これらの結果の全体的影響として、スタッフは消費者の行動分析により多くの時間を費やすことができるようになりました。たとえば、オーストラリア人の間で長期的にビールからワインへのシフトが進んでいることに加えて、新型コロナウイルス感染症対策としてレストランや醸造所の営業に制限が課されたため、生ビールの売上が減少していました。Lionの財務チームには、そのようなトレンドの影響を分析するための優れたツールが用意されており、業務部門に対して強化されたガイダンスを提供できます。

パートナー

長年にわたる信頼できるパートナーとして、DXC Technologyのオラクルプラクティスが選択され、実装時にLionと緊密に連携しました。Lionは管理サービスにDXCを使用しており、このチームは、LionのビジネスプロセスとOracle Cloud EPMの重要な専門知識について深く理解していました。

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