Oracle Aconexは、デザインビルド方式(設計施工一括方式)のプロジェクト特有のニーズに応える、最適なソリューションです。Aconexは、設計と施工のチームをスムーズにつなぎ、コラボレーションの障壁をなくして導入率やデータ共有を高めることで、プロジェクトの記録を漏れなく残すことができます。高い柔軟性を持つAconexにより、業務プロセスの見える化と管理が可能になり、改ざんできない監査証跡によってトラブルを未然に防ぎながら、デザインビルド・プロジェクトを計画通りに成功へ導きます。
デザインビルド・プロジェクトの課題
デザインビルド(設計・施工一括発注)方式は、従来のプロジェクト発注方式と比べて大幅なコスト削減や工期短縮が期待できることから、近年ますます普及しています。デザインビッドビルド方式と比べ、デザインビルドプロジェクトは工事着工までのスピードが36%速く、全体の納期も102%短縮され、コスト増加率も3.8%低く抑えられています。しかし、こうしたメリットがある一方で、デザインビルドにはプロジェクト成功の妨げとなり得る課題も存在します。
- 設計チームと施工チームの間で、どのように円滑なコラボレーションを実現するか?
- プロジェクトの設計および施工、それぞれ特有の要件をどのように管理するか?
- 設計と施工が同時進行する中で、どのように両者をうまく連携させるか?
Oracle Aconex ― オープンなコラボレーションとデータ共有
Aconexのデータ所有モデルは、デザインビルド・プロジェクトにおける課題を解決します。各プロジェクト組織ごとに専用かつ安全なワークスペースが提供され、データの所有権とアクセス権を自ら管理できます。変更履歴が改ざん不可能な形で記録されるため、プラットフォームに対する信頼性が高まり、導入促進やコラボレーション、データ共有が活性化し、プロジェクト全体の記録を一元的に蓄積できます。
信頼と実績のあるプラットフォームでプロジェクト全体のデータを一元管理することで、データ精度が向上し、業務の可視化とコントロールがより確実なものになります。その結果、パフォーマンス向上や業務プロセスの改善にもつながります。
Aconex: プロジェクトライフサイクル全体で、チームとプロセスをつなぐ
安全なドキュメント管理
あらゆるサイズ、形式、件数のファイルを含め、数百万件のドキュメントやモデルを、データ容量や参加者数の制限なく簡単に管理できます。
- 厳格なバージョン管理により、常に最新版のドキュメントで作業ができ、ミスを防止
- カスタム・ワークフローによるレビューおよび承認サイクルの自動化により、複雑さの低減、データキャプチャの改善、コントロールの向上を実現
- ワークフローの進捗管理とレポート機能により、リアルタイムで分析し、遅延につながるボトルネックを事前に発見・解消
- ワーク・パッケージングにより、設計から、建設、承認、完了までのプロセスをより容易に追跡してコントロール
高度なコミュニケーションとフォーム
手作業によるやり取りの限界を克服するため、標準化されたデジタルプロセスを通じて、プロジェクト全体の情報共有と可視化を実現します。フォームの設計や項目の作成も、業務内容に合わせてAconexを柔軟に設定でき、必要な情報を適切なフォーマットで確実に記録します。
- メールのルーティング設定により、業務プロセスの自動化・標準化を実現し、ベストプラクティスを徹底すると同時に、ヒューマンエラーのリスクも最小限に抑制
- コミュニケーションの進捗を簡単に追跡できるため、最新状況の把握や早期のボトルネック対策、RFIへの対応期間の50%短縮が可能
- すべての連絡は自動的に記録され、削除不可であるため、プロジェクトの包括的な記録と改ざん不可能な監査証跡が実現
シンプルなモデル調整
チーム、モデル、プロジェクトデータを安全なコラボレーション環境でつなげます。
- 専用ソフトウェアがなくても、モデルの共有・レビュー・編集がシームレスに可能
- プロジェクトチーム全体にモデルへのアクセス権を付与
- 単一のプラットフォームを活用して調整プロセスを推進、伝達、および管理し、ダッシュボードにより進捗状況を監視
- RevitファイルをAconex内で直接インポート・オープンが可能
- Aconexの統合モバイルアプリを使い、現場でもモデルやデータにアクセス可能
図1: チーム、モデル、プロジェクトデータをシームレスに接続
統合プロジェクト管理
予算、予測、将来の見通しについて可視化し、早期の是正措置を可能にします。
- WBSの要素、コントロール・アカウント、ワーク・パッケージの制限なく、すべてのプロジェクト・レベルで追跡およびレポートを実行
- コスト効率指数(CPI)やスケジュール効率指数(SPI)などの達成額の手法を使用してコストを予測
- Oracle Primavera P6 Enterprise Project Portfolio Managementとワンクリックで連携し、予算やスケジュールを常に同期
- リアルタイムのコスト追跡と差異分析によってポートフォリオとプロジェクト・パフォーマンスを追跡
現場でのモビリティ
1つの統合アプリで、現場からリアルタイムにコラボレーションや業務管理が可能です。どこにいてもプロジェクト情報を記録・追跡・共有できます。
- ドキュメント、やり取り、モデル、検査をひとつのアプリで一元管理
- 最新データや図面にアクセスしながら現場でリアルタイムにコラボレーション
- Aconexと完全連携し、プロジェクトの全記録を一元管理
Oracle Aconex Fieldによる検査の自動化と標準化
- 問題の登録内容を自由にカスタマイズでき、欠陥・要修正・パンチリストなど最も重要な情報を現場で記録
- 既存のフォームをそのまま使用して、Aconex Fieldで入力することで、ペーパレス化や業務効率化を実現
- 健康と安全に関するリアルタイム・データを使用してチームが説明責任を確保できるようにして、規制要件への準拠を実証
- ポートフォリオ、プロジェクト、または組織レベルでインサイトを提供する詳細なビジュアル・ダッシュボードにより、早期に兆候を認識して遅延やリスクを最小化
図2:統合モバイルアプリによる現場でのリアルタイムコラボレーション